MENU

ホワイトニングの「やりすぎ」の数字には、続きが書かれている|上限のあとに置かれている一文を中立解説

続けているうちに、いつ終わればいいのかが決まらなくなる。もう少しと思って延ばしているうちに、当初の見込みを過ぎている。そういう状態の方は少なくありません。

上限らしき数字は見つかります。何時間まで、何日まで、何回まで。そこは書いてあります。

引っかかるのはその先です。数字までは分かっても、それが何のための線なのかで止まります。超えたら何かが起きるという線なのか、それとも目安なのか。ここが決まらないと、自分がどちら側にいるかを知っても、次にどうするかは決まりません。

先に結論を書くと、あの数字はそれだけで先が決まる形では置かれていません。原文が書いているのは、それ以上使う場合は歯科医師へ、ということ。数字と、そのあとにすることが、ひと続きです。

最短2ヶ月で矯正するなら
東京表参道矯正歯科へお任せください

☑︎ 一律料金で通院・診察費用が一切なし
☑︎ 月額3,500円からの分割払いも可能◎
☑︎ 噛み合わせを考慮し必要な部分だけ矯正

※自由診療。2020年1月~2023年7月Basicプランの実績値(戻り防止器具をつける保定期間を除く)。マウスピースを破損、紛失した場合などは別途料金が発生します。上下前歯の部分矯正プランを120回払いで支払う場合の分割支払い金額(初回3,519円総額420,019円)。

目次

上限の数字は、何を示しているのか

数字の書かれ方を見るために、学会が出している文書を1つ挙げます。2018年に一般社団法人日本歯科審美学会がまとめた、患者への説明と同意についての指針です。そのなかに、自宅で行う方法についての手順の例が収められています。

該当箇所はこうなっています。

装着時間は1日2時間で、期間は2週間です。

— 一般社団法人日本歯科審美学会「歯のホワイトニング処置の患者への説明と同意に関する指針」(2018年作成)ホームホワイトニング手順書の例より

ここまでは、よく見かける形の数字です。

注目したいのは、この直後です。続くのは、それ以上使う場合は歯科医師へ、という一文です。例外は置かれていません。

「それ以上は行わないでください」でも、害を告げる書き方でもなく、相談してください、と書かれています。

この違いは小さく見えて、意味がかなり違います。禁止であれば、線の向こう側は「してはいけないこと」になります。相談であれば、線の向こう側は歯科医師を通る場所です。自分の見立てだけで先へ進む形にはなっていない、というのがこの書き方です。

そしてもうひとつ、区切りは複数の単位で引かれています。ここに出てくるのは、1回あたりの長さと、続ける日数。使う製品によっては、これに回数が加わります。どれか1つを超えていても、ほかは守っているという状態が起こります。1日の時間は指示どおりでも、期間だけが延びている。よくある形です。

超えているかを考えるとき、この3つをひとまとめに「やりすぎかどうか」で問うと答えが出ません。どれを超えているのかまで降りて、はじめて相談したときの話が進みます。

なお、自分に当てはまる数字は、手元の説明書のほうにあります。ここに挙げたものは、例として示された数字です。実際には使う薬剤の説明書に沿って各医院が作る、と同じ文書が前提を書いています。製品ごとに区切りが違うことについてはホームホワイトニングの注意事項は2種類あるで扱っています。

「相談してください」は、患者に渡す説明書のための見本

では、なぜ相談という形になるのか。この文書の宛先をたどると、書き方の理由が見えてきます。

原文は、この指針を使えるのは学会の会員だけだと明記しています。読むのは処置を行う側で、そこから自院の説明書を作ることが想定されています。手順の例に並ぶ一文も、患者が直接受け取るためのものではありません。説明書を作る側が患者へ向けて書く文の、見本として置かれています。

つまりこの一文は、患者が受け取る説明書に載る文として書かれています。中身は、数字を超えたときに何をするかで、超えた時点で話が終わる形にはなっていません。

研究の側から見ても、行き着くところは同じです。歯への影響を調べた研究は、期間や回数を決めて行われます。その範囲の中で何が起きたかは報告されますが、外については報告のしようがありません。何がどこまで調べられているかはホワイトニングで歯がもろくなる?にまとめました。

そうすると、超えた先をどう扱うかまでを自分だけで結論づける材料は、この文書の中には見つかりません。数字はある。ただ、その数字の先は、相談へつなぐ形で書かれています。

この読み方は、少し落ち着かないと思います。白か黒かのどちらかであってほしい場面で、そこで話が終わらないためです。

ただ、判断の材料としては使えます。相談を通る形で書かれていると分かれば、続けるかどうかを体の感覚で決める理由もなくなるためです。線の意味を害の有無で読んでいると、ここが見えません。

何ともないことは、根拠にならない

続けている状態で、自分が何を手がかりにしているかを考えてみます。

多くの場合、体感です。しみない。見た目もおかしくない。だから大丈夫だろう、という判断になります。

ここは分けておきたいところです。体感で分かるのは、いま何か起きているかどうかまでです。上限に対してどこにいるかは、別のものさしの上にあります。目盛りが違うので、片方をもう片方に当てても読めません。

何ともないことからは何も出てこない、というのが正確なところです。続けてよいという答えも、何かが進んでいるという証拠も、この状態のなかにはありません。

とはいえ、体感に意味がないわけではありません。区切りの引き方は、数え上げのほかにもあります。処置を行う側の手順でも、同じ指針の医院で行う方法の例では、知覚過敏が出た時点でその日を終える形になっています。症状は続けるかどうかの合図として使われています。

つまり症状は止まるきっかけにはなりますが、続けてよい理由にはなりません。使える向きが片方だけ、ということです。

症状に触れている箇所は、出たときにどうするかを書いています。出ていないことを根拠に何をしてよいかは、そこからは出てきません。症状が出たときの進め方はホワイトニングの痛みは「一過性」だが、数え始めるのは止めてからにまとめました。

終わりが決まらないまま続いているとき、目印になっているのは白さが十分になったという感覚のほうです。ただ、上限が引かれているのは数のほうです。続ける理由を白さの感覚に預けているあいだは、止める理由も同じ場所から探すことになります。そして、区切りのほうは、そこには入っていません。

自分がどこにいるかは、色ではなく回数と日数で分かる

続けている人の手元には、たいてい記録があります。始める前の色、いまの色。写真やシェードガイドで比べてきた分です。色の記録の使い方はホワイトニングの頻度は2段階で変わるで扱っています。

ところが、上限のほうは色ではなく、時間と、期間と、製品によっては回数で示されています。

だから色をどれだけ丁寧に記録していても、上限に対して自分がどこにいるかは出てきません。単位が違うためです。

必要なのは、いつから始めたかと、何回使ったか。どちらも手元にあるはずの情報ですが、数えていないことが多い部分でもあります。

抜けやすさには偏りがあります。1回あたりの長さは、使うたびに時計を見るので意識に残ります。一方、続けた日数と回数は、その日その日には現れません。積み上がってから初めて数になるものなので、途中で確かめる機会がないまま進みます。

超えていることに気づきにくいのは、こちらの側です。守れているつもりでいる部分と、数えていない部分が、そのまま分かれていることになります。

ここが分かると、相談したときの話も具体的になります。上限と同じ単位で自分の位置を言えるためです。

自分の場合の区切りがどこかは、いまの状態と使っているものを見てもらうところから決まります。オフィスホワイトニングの詳細はこちら

超えていたときに変わること

すでに超えている場合の話をします。

原文の書き方に戻ります。超えた場合について求められていたのは、相談でした。ここを押さえておくと構えが変わります。

相談は、可否を言い渡される場面として思い浮かべると身構えます。ただ、扱われるのは続けてよいかどうかだけではなく、そこから先をどう進めるかまでが話の対象になります。

そして、聞かれることも変わります。どのくらい白くなったかよりも、いつから、どれだけ使ったか。答えるのは数のほうです。

そこで意味を持つのが、はじめに見た区切りの違いです。時間を延ばしていたのか、期間を延ばしていたのかで、動かせる場所が別になります。同じ「超えている」でも、そこから先の手が変わるということです。

自分では区別が付かないこともあります。回数が正確でなくても、いつ始めたか、いまも毎日か、という程度でかまいません。

なお原文は、会員がこの指針に沿って説明した場合についても、断り書きを添えています。患者とのあいだでトラブルを避けられることまでは保証しない、という一文です。説明の際に考慮すべき事項をまとめたもの、というのが原文の位置づけです。数字を当てはめれば結論が出る、という作りではありません。

ホワイトニングのやりすぎに関するよくある質問

上限を超えて使っていました。この場合どうなりますか

何かが起きると決まったわけでも、何も起きないと決まったわけでもありません。原文がその先に相談を置いている、というところまでです。

そのうえで、いつから何回使ったかを控えて相談すると、そこから先の進め方が決まります。自分で判定して結論を出す必要はありません。

白くならないので続けています。これはやりすぎにあたりますか

進みが鈍ったときに、足す方向へ動きたくなるのは自然なところです。ただ、進まない理由は使う量や期間とは別のところにある場合もあります。何を確かめるかはホームホワイトニングで白くならないのはなぜかにまとめました。

足す前に、いまどこにいるかを確かめる。順番としてはそちらが先になります。

上限は使うものによって違うのですか

製品ごとに違います。同じ種類の方法でも、使う製品によって時間や回数の区切りが別に定められていることがあります。自分の処方に付いてくる説明書が、自分にとっての数字になります。確かめ方はホームホワイトニングの注意事項は2種類あるにあります。

間を空けてから再開する場合、期間は0から数え直しますか

数え直せるかどうかは、それまでの使い方と歯の状態を見たうえでの判断になります。間隔そのものの考え方はホワイトニングの頻度は2段階で変わるで扱っています。

いまの使い方が続けられる形かどうかは、伝えてみると分かります。オフィスホワイトニングの詳細はこちら

まとめ

ホワイトニングの上限として示される数字には、続きがあります。学会の指針は、時間と期間を挙げたあとに歯科医師への相談を置いています。そこまでで一組、という書き方です。

その指針は、学会の会員が使うものとして作られていて、患者が手にする説明書は、そこから各医院が作る形になっています。だから確かめる数字は、渡された説明書に載っているもののほうです。

続けている状態で頼りにしがちなのは体の感覚です。ただ、何ともないという状態は、そのまま続けてよい印にはなりません。症状が出たときには止める合図になる一方で、出ていないことからは何も決まりません。感覚と区切りは、そもそも別の単位で書かれています。

区切りのほうは時間と期間、それに製品ごとの回数で引かれています。色の記録がどれだけあっても、その線に対する位置は別のところにあります。開始日と使用回数。相談の場で手元にあると話が早いのは、この2つです。


東京表参道矯正歯科のホワイトニング

通院の負担を抑えたい方に向けて、オンライン診療と自宅でのケアで進めるホワイトニングをご用意しています。3Dスキャンで採得した歯型からオーダーメイドのマウスピースを作成し、歯科医師の診断のもとでホワイトニング剤と知覚過敏抑制剤をお届けします。

  • 診察はオンラインで完結。マウスピースをお持ちの方は来院いただく必要がありません
  • 歯型に合わせたオーダーメイドのマウスピースで、薬剤を歯の隅々まで行き渡らせます
  • しみる症状に備えた知覚過敏抑制剤を同梱。経過はLINEでご相談いただけます

※ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。
・治療内容:マウスピースを用いたホームホワイトニング
・標準的な費用:初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)、2ヶ月目以降11,000円/月(税込)。マウスピースをお持ちの方は初月11,000円(税込)
・主なリスク・副作用:施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります
・受けられない場合:無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります
・効果の感じ方や必要な期間には個人差があります


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次